2008年8月24日。
天気予報では大雨。
マリーナの事務所で詳細なアメダスの画面を見ていても、雨雲が箱根の山を越して近づいてくる!
しかし、日頃おこないのよい皆さまでしたから、乗船時刻にはちゃーんと雨があがりました。
さて、乗船。

29名乗りの屋形船ですから、まあ、あまり広くはございません。
船名は「深川2号」。
低い橋げたの下をくぐるために屋根は低く作られています。
まっすぐ立っては歩けません。
船内を移動するときは、ちょっと腰をかがめて歩かなくてはなりません。
船頭さんは屋根の上をちょいちょいっと歩いて船尾から舳先へ移動。
勝どきマリーナを出航して運河を下り、お台場へ。
錨を下ろすと早速、伝の会の演奏が始まるのである。
おっとその前に乾杯しましたよ、乾杯。
この日、乗船したお客様で伝の会の演奏を聴いたことがあるのは二人だけ(含む、しおみw)!
皆さん伝の会初体験。

弾いて。

飲んで。

何故かのけぞったりなんかして。
ライブの内容については、参加してくださった方の日記があるので、後で引用させていただきます。
ええ、人任せですとも!
主催者にあるまじきことながら、わたくし、乗り物に滅法弱くて。
船酔いしちゃうんですよね。ははは。

テツクロ師匠、なにをしているかと言うと。
アンコールに入ろうとしたら、付け爪が取れちゃったんですって。

ただいま修復中。
で、アンコールな訳ですが。

けっこう必死(な振りだと思う)に速弾きするテツクロ師匠。
「はえーよっ」
って叫び声が聞こえてましたが、ほんとか?
この日は海上+雨という三味線にとっては劣悪な環境。
それでもお二人の演奏にいらしたお客様はすっかり魅了されてました。
屋形船とはいえ演奏はたっぷり2時間近く。
演奏が終って、錨を上げる頃にはすっかり日も暮れて、綺麗な夜景が楽しめました。

あーん。楽しかったー。
今回は不手際が多くてご迷惑おかけしましたが、お客様には楽しんでいただけたみたい。
さて、次の企画は来年2月に八王子のお寺さんの本堂を舞台に、長唄三味線と声明のコラボレーションだ!
伝の会と声明。
いいでしょう!