ご一緒させていただいたお客様から「力を貸して欲しい案件があるのだが」と言われ、お話を聞くことに。
それが2月の半ば頃。
その案件自体はなかなか難しく、今のところ寝かせたままになっているのですが、ついでにと言われたもうひとつの案件がありまして。
内容は「古民家の保存と活用」。
実際に見てみないとどうにもならないので、行ってきました。
静岡県島田市。
「釣耕苑」ちょうこうえんと読みます。
明治初年に建てられた庄屋屋敷で、ダムに沈みかけたところを移築されました。
移築には5年の歳月を要し、復元だけで3年かかったそうです。
個人の所有。
別荘のようなもの。
すばらしい建物です。
しかもよく手入れが行き届いています。
100人は軽く入ろうかという座敷、本格的な能舞台まであります。
芝生の庭も客席に使えば600人は十分入れそう。
今までもオーナーの道楽に近い形で観月会やら能やらをやってはいたみたいなのですが、そろそろ個人所有にも限界があるので新たに活用する方法はないかというお話でした。
ようは、オーナーの個性と人脈とポケットマネーで保っているだけでこのままオーナーがいなくなってしまったらこの建物はどうするの?ということらしい。
囲炉裏を囲んで桃の花を浮かべたお酒などいただきながら、いろいろなお話をしました。
議論すること気づけば11時間!(途中休憩ありw)
なんせ○億円もかけた移築に関わった人たち。
やれることも、どうすれば良いかも、皆さん見えている。
問題は人材なんですよね。
どうすれば良いかはわかっている。
誰がやるか、なのだ。
誰? 私?
ラベル:古民家
島田市大草に住む永井と申します。
釣耕苑の記事を拝見しました。
今、私と知り合いで釣耕苑を活用させてもらえないかということで話をしております。
ただ、家主の方の連絡先等わからず話が進まない状態です。釣耕苑の関係者でお知り合いの方などいらっしゃいますでしょうか?
突然のメッセージ失礼いたしました。
何卒よろしくお願い致します。